こんにちは、かいてんです。
今回はイギリスの就労ビザであるYMS(Youth Mobility Scheme:Tier5)に当選し、取得しましたので方法などを紹介します。
この記事は、YMSについて知りたい方に向けたものです。
そもそもYMSって何?
YMSとはイギリスのワーキングホリデービザのことです。
YMSはYouth Mobility Schemeの略です。ビザの区分はTier5と呼ばれます。
外国の就労ビザは1年間であることが多いのですが、YMSは2年間とかなりの長期間です。そのため倍率がとても高い人気のビザです。
どうやって取得するの?
毎年1月と7月に抽選の申し込みが告知されます。
毎年1月と7月に抽選が行われ、当選するとVISAの申請ができるようになります。
告知文に記載されているメールアドレス宛に、名前、生年月日、ビザの番号、電話番号、メールアドレスなどを記載して送信します。
数日後に、当選、不当選のメールが送られてきます。
応募の条件はあるの?
1月に800人、7月に700人の定員です。一年間で1500人の人が当選します。
定員については、年によって変動があり、2021年7月から1500人になりました。2021年の1月までは1000人でした。
取得条件については以下のとおりです。
- 日本の国籍を持っている
- ビザを申請するときに18歳~30歳である
- 最低2530ポンドの資金証明(過去28日間連続)
- 扶養義務のある子どもを一緒に連れて行かない
- 以前にイギリスのYMSビザを取得したことがない
年齢制限と資金証明には注意が必要です。
£2530は2021年10月現在だと、日本円で39万円程度です。
また、28日間一度でも指定された金額を下回ってはいけません。
資金証明の提出日に急にレートが変わってしまわないように、最低でも45万円ほどは用意しておきましょう。
語学力の条件はないため、英語に自信がない方でも応募は可能です。
ビザを取得するまでの流れは?
ビザ取得までの流れは次のとおりです。
- 募集のメールに応募して当選。
- ビザ取得のためのオンライン申請。
- オンライン申請時に、ビザの申請料(£244)とイギリスの保険料(IHS:イギリスの国営医療サービスの利用料 £940)支払い
- ビザセンター(東京・大阪)の予約
- ビザセンターで申請書類の提出と生体認証登録の記録(指紋と顔写真)
- 申請後に2~3週間程度で、滞在許可証取得
- 入国後に英国の郵便局でBRPカード(BRP:Biometric Residence Permit、バイオメトリクス在留許可証と呼称されているらしい)を取得する。このカードがビザです。
オンライン申請の際は、色々な情報をオンラインフォームから入力しなければいけません。もちろん英語ですので、ギリギリにならないように注意しましょう。
また、資金証明・ビザ申請料・保険料の3つの支払いで、だいたい£3700が必要です。
YMSを狙っている方は、まとまったお金を用意しておきましょう。
まとめ
今回は、イギリスの就労ビザであるYMSについて紹介しました。
最長で2年間滞在できる、人気のビザです。イギリス行きを考えている方は、ぜひ応募してみてください。私は、滞在許可証は取得したのですが、まだ渡英しておりません。年内には渡英予定です。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
また、YMSに関する情報を今後も書いていく予定です。
よかったらまた読んでください。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
コメント